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魔国スオイエリア 魔海族
『魔海の叡智』
ウネリア

魔海に棲む魔海族の一人。その類まれなる知識と知能から、いつしか「魔海の叡智」と呼ばれるようになった人物。魔術や魔導具はもちろん、魔海に生息する生物や古い伝承にも精通しており、彼女の頭の中には膨大な知識が蓄えられている。
しかし 、その知性に反して本人は極端なまでに怠惰。海の底に置かれたお気に入りのタコつぼに引きこもり、眠ったりぼんやりしたりしながら静かに暮らしている。自分から何かを成し遂げようという意欲はほとんどなく、面倒事には可能な限り関わろうとしない。
かつて魔族と人間の大戦が起きた際にも戦争には参加せず、旧魔王軍から何度召集を受けても徹底して無視。使者や追手が訪れる気配を察するたびに魔海の各地へ逃げ回り、ついには一度も捕まることなく終戦までやり過ごした。追手の行動を先読みし、完璧にかわしていたという。
「魔海の叡智」と称されるほど賢い頭脳を持ちながら、その知恵の多くを「いかに面倒事を避けるか」に費やしている。本人にとっては世界の命運よりも、お気に入りのタコつぼで誰にも邪魔されずうたた寝できることの方が、ずっと大切らしい。
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