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パイヴァ帝国 第二皇子
『終幕の瞳』
アイノア・ネロ・パイヴァ

パイヴァ帝国第二皇子。
穏やかで物腰が柔らかく、皇族という立場を鼻にかけることなく、身分を問わず分け隔てなく接する青年。皇族としての責任感は強い一方で権力への執着は薄く、本来は皇帝の座にもさほど興味を持っていない。 しかし現在は、三大公爵家の一角「エメリア家」と手を組み、自ら次期皇帝の座を狙っている。
その最大の理由は、第一皇子と「ヒュミリス家」が結託したことにある。両者は共に欲深く、富や権力、名誉を求める傾向が強い。欲を持つこと自体を否定しているわけではない。しかしながら、互いの欲を助長しかねない両者が結びつき、そのまま帝国の頂点に立つことには強い危機感を抱いている。
第一皇子を憎んでいるわけでも、ヒュミリス家を悪と断じているわけでもない。正直に言えば静かな隠居暮らしを考えていた。ただ、彼らに帝国の未来を委ねることにはどうしようもない不安があった。故に、玉座を手にするため、エメリア家の協力を得て皇位継承争いへと身を投じている。
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